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2001年8月

タヒチから Ia Ora na (こんにちは)
by Ikuko Uchinuno タヒチ在住


アイタ・ペア・ペアの精神

青い海。白い砂浜。黒真珠。水上コテージに泊まり都会のあわただしさを忘れ、のんびりと過ごす・・・。日本から約11時間の楽園、ここフランス領ポリネシアは118の島からなり、最大面積のタヒチ島ですら全周囲が180キロほど。人口は約22万5千でその7割が首都パペーテに集中している。
 この国をベースにエアータヒチヌイの客室乗務員として働いて早3年、パペーテ〜東京、パペーテ〜大阪を月に3回程往復している私から見たタヒチ人とは・・・。
 彼らはいつも陽気でおおらか。気分が乗ればよい仕事をするし、乗らなければ駄目。彼らに何かを頼んで忘れられても、いろんな事に時間がかかっても決して悪気があるわけではない。島の生活に即して飾らず、いつも自然体 aita pe'ape'a(タヒチ語で気にしない、大した事はないと言う意味)の精神なのだ。
 パペーテのカフェでフランス人の友人マドレーヌとランチを一緒にとった時の事。サラダを注文し食べていた彼女が、レタスの後ろにクモを発見。ウエイトレスに文句を言ったら"Ah bon"(あら、そう)で終わってしまった。
タヒチのSASHIMI(刺身)

そんなタヒチで日本人がビックリする事の一つに、どこのレストランに行っても「サシミ」があることが挙げられる。この「サシミ」の定義は大ざっぱである。キャベツの千切り(といってもかなりざく切り)の上に薄くスライスしたマグロ(タヒチのマグロは脂がのっていないのでさっぱりしている)が盛られており、つけ合わせはご飯かフランスパン。そしてわさび醤油のかわりに特製ソースにつけて頂く。ソースの中身はマスタード、オイスターソース、トマトソース、醤油、サラダオイル、セサミオイル、にんにく、しょうがなど。私の住んでいるアパートの大家さんの奥さんが作る「サシミ」ソースは美味!皆さんもタヒチに来たらこの「サシミ」、ぜひ試してみては?

ハネムーナーへのアドバイス?

日本からタヒチへの旅行者の多くはハネムーナー。そして、初めての機内食を楽しみにしている人も多い。東京〜タヒチ線の場合、時差の関係でお食事は成田出発後(昼食)と、パペーテ到着前(朝食)の二回となる。いずれもハーフトレーで食事の量が少ない。一応、おにぎり、サンドイッチ、カップヌードルをギャレーに用意しているが人数分あるわけではないので、トラブルの素になることも。先日も、この間食があたらず、ミールチョイス(お肉かお魚)もできなかった新婚さん(旦那さん)の不満が爆発してしまった。奥さんが「別にしかたないでしょ」となだめているのに、全然ダメ。かわいそうに、ついに喧嘩が始まってしまった。旅馴れた人は、機内に"しゅうまい弁当"など持ち込み食べている。備えあればうれいなし、タヒチ路線に乗る時は食べ物持ち込みは必至かも(特にハネムーナーは・・・)。



 
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