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世界の○○ 2004年8月 Xene #41
世界の「プロポーズ」


ドイツ

苫小牧市 英会話講師 Ann(♀)
”Would you marry me ?”と求婚する時代は終わり、今はちょっとひねった言葉が好まれているようです。例えば、「残りの人生、僕にモーニングコーヒーを入れてくれない?」のような軽いタッチのもの。地元紙やローカルラジオを使う、メッセージ入りの風船を渡して驚かせる、といったワザも。プロポーズ後は、多くの若いカップルが、結婚生活のシミュレーションとして結婚前に同棲しているし、両家の親は、婚約前にはすでに自分の未来の義理の息子、娘がだれなのか知っている。ちなみに私たち夫婦の場合、私からプロポーズして、彼を驚かせました!


フランス
フランスガイド 通訳 ひまわり(♀)
フランスでは、日本ほど「プロポーズ」に対する憧れはないようです。なぜなら、「結婚」という形を選ばないカップルが増えているから。子供が生まれても、両親が結婚していなくたって何の不都合もない。「世間体」もない。離婚率約50%の現状では、結婚に躊躇も出てくる。今のフランスにおいては、「結婚」が昔と同じ意味をもたなくなっている。夫婦の愛、精神的なつながりが大切なのであり、形にこだわる必要はないのです。とは言え、やはり結婚に特別な意味を見い出しているカップルもいます。ちなみに私の主人は、プロポーズの際かなり凝った演出をしましたよ。古城ホテルに招待し、中世の王子様に変装、ひざまずいて羊皮紙に書いたプロポーズ文を読み上げてくれました。


韓国
札幌 通訳ガイド 朴雨緒(♂)
最近、韓国の男性が日本の女性に人気なのはなぜでしょうか。確かに韓国の男性は熱い!情熱的です。韓国の男性はプロポーズすると決めたら、この人生の一大イベントを精一杯演出することでしょう。高級レストランの予約、バラの花束なんかがよくあるセッティング。もしもそんな演出むなしく、よい返事を得られなかったとしても、韓国にはこんなことわざがあります。「10回押して倒れない木はない」。好きな女性に対しては、とにかく何度も自分の気持ちを伝えるのが普通。韓国男性のこんなところが日本の女性には魅力的なのでしょうか? ちょっとストーカー気味かという気もしますが・・・。


メキシコ
札幌 主婦 渡辺グロリア(♀)
メキシコでは、男性が女性に求愛するとき、女性の家の前までマリアッチ(メキシコの弦楽器バンド)を引き連れて行き、演奏に合わせてセレナータを歌う、という習慣が今でもまれに行われています。女性は告白を受け入れた場合、外に出てくるのが慣わしです。現在は、ほとんどのカップルの間で、結婚を決めると、まず、男性と両親が女性の家族にあいさつに行き、仕事、収入、将来設計などを話します。そのあと、家族が承諾したところで女性が現れ、両家族でいっしょに食事を始めるといった形式的なことが行われています(もちろん本人たちはすでに双方の家族に挨拶をすませており、日本でいう結納のようなものです)。その際に男性は婚約指輪、女性は時計やタイピン、カフスなどを贈ります。

 
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