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世界の○○ 2004年6月 Xene #40
世界の「夏バテ解消料理」

フィリピン
「ごちゃまぜ」をよく混ぜて
札幌  留学生  Claro
フィリピンの夏の食べ物と言えば「ハロハロ」です。これは「ごちゃまぜ」という意味のデザートです。バナナやパイナップル、ココナツなどたくさんのフルーツやナッツ、その他とにかく甘くしたものをパフェ・グラスのような深めの口の広いグラスに入れ、その上にカキ氷をたっぷりのせて練乳をかけます。仕上げに「leche plan」という、牛乳と卵黄を混ぜたものを型に入れて蒸した、ケーキのようなものをトッピング。食べるときはこれをよく混ぜるのですが、こぼさないようにうまく混ぜるのがポイント。夏の暑い時期にはフィリピンのあちこちで見かけます。34〜36℃にもなるフィリピンの夏の定番です。

韓国
ウナギのような高級料理
札幌  デザイナー  リッチー
韓国では「サムゲタン」を食べますね。これは鶏を丸ごと何時間も煮た料理で、色々な漢方やニンニクをたくさん入れて作ります。コラーゲンもたっぷりですよ。手の込んだ料理なので高いです。ですからしょっちゅう食べるというわけではなく、日本のウナギのような感じかな。夏の暑いときにこれを食べると新陳代謝が良くなって汗をたっぷりかいて、「よし、頑張るぞ」という気になれるんです。
昔、色々な肉類が手に入りにくかった30年ぐらい前までは、犬の肉を煮たものを食べることもあったようです。今ではあまりいなくなりましたが。

台湾
退火作用のデザート
札幌  北大法学部助手  曾 碩文
台湾の夏といえば、「暑い」、「梅雨」、「颱風」かな。この蒸し暑い季節、我々は必ずあるデザートを食べます。「緑豆湯」という、日本のおしるこに似たものです。「緑豆」はもやしの種で、この豆と「意仁」という漢方(麦みたいなもの)を一緒に煮込んだものを冷やして食べます。台湾の夏には最高のデザートです。もう一つのデザートは「愛玉」。これは、ある果実の種で「愛玉」(ゼリー)を作って、レモン汁と一緒に食べるのが一般的です。どちらのデザートも「退火」(中国の医学用語で身体の熱を冷ますという意味)の作用があります。それと、やはり暑いのでスープなしの麺類もよく食べます。「乾麺(中身がほとんどない、麺しかない)」、「搾醤麺(挽肉を載せた麺)」などは皆の大好物。台湾では日本のように冷たいものを食べる習慣がないので、夏にも食べやすい料理をいろいろと工夫しています。

フィンランド
夏はやっぱりアウトドア
旭川 イラストレータ Ossi
フィンランド人の夏の過ごし方はまずサウナ、水泳、そしてソーセージにお酒。コテージでサウナに入ってキャンプファイアを囲んで週末を過ごすのが何よりもフィンランドらしい夏の過ごし方かな。このとき、カラシをつけたソーセージは外せません!もう一つ、フィンランド人が大好きなものは薄いパンケーキ。外で作って食べるのが最高です。もちろん、森で採ったベリーで作ったジャムをたっぷりつけてね。フィンランドでは冬が長く厳しいので、夏が来るとみんな一斉に外に出ます。フィンランドの夏は暑いというより気持ち良いですね。雨と虫さえ除けば、だけど・・・。

 
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