ウェブ全体 Xeneサイト内
世界の○○ 2002年10月 Xene #30
世界の「天気予報」

オーストラリア
人気のお天気お兄さん
シドニー 会社員 Shigeru(♂)
オーストラリアの天気予報で異彩を放つのは、チャンネル10の夕方の顔Tim Baileyお兄さん(おじさんの様な気もするが)。金髪ロン毛のポニーテールに黒ぶち眼鏡が彼のトレードマークで、イルカみたいな割れるような声に、めちゃくちゃぱきぱきしたAussie Englishがとてもフレンドリー・ 中継現場にも人がいっぱい集まり、この前は学校図書の為にクーポン収集に奔走する子供や先生達の様子を一緒に紹介してました。暗いニュースが多い中、ここの天気の様な暖かなひとときです。ライバルのチャンネル9でいつも朝からやる気の無さそうなMontyおじさんはいつの間にかいなくなり、もうお兄さんに敵はいません。

タヒチ
"C'est pas grave"(気にすることはない)
パペーテ 航空会社勤務 Ikuko(♀)
夕方にまずはタヒチ語で、そしてフランス語ニュースの後にフランス語で天気予報が流れる。5つの諸島の、明日の天気、風向き、波の高さ、気温、そして日の出と日没の時間、と一気に棒読みの説明で終わってしまう。お天気お姉さんなどは登場しない。「明日の天気は曇り、ところどころ晴れ間が見えるがまもなく雨でしょう」という感じなので、天気予報をあてにする人はほとんどいない。また雨が降っても、傘をさす人はほとんど見かけず、「晴れたらビーチへ、雨が降ったら昼寝をすればいいよ」という具合。ちなみに私の友人は、旦那さん(タヒチ人)の天気予報がよく当たると自慢していて、ゴキブリを見たら次の日に必ず雨が降るとの事。

中国
黄砂警報が出ると・・・
北京 日本語講師 さかな(♀)
春になると黄砂が吹きまくる、ここ北京。真夏の強烈な紫外線よりも、真冬の冷たい風よりも、北京の若い女性が恐れているのがこの黄砂だ。天気予報の「黄砂警報」には敏感で、西の方で砂嵐が起こると必ず数日遅れで北京市街が黄色く染まるため、彼女達の間でパック、特に「毛穴すっきり」がよく売れるそうである。ところで中国では、砂漠化を防ぐために国を挙げて植樹活動などに取り組んでいる。最近の新聞記事によると、なんと空軍と気象庁が協力して、雨雲に液体窒素を噴射、北京市に降る雨の増量に成功したらしい。この実験が、計画的に行われるようになると、天気予報の「雨」は、当たり100%になるのかも。

アメリカ
オクラホマの恐怖
シドニー 翻訳業 Iris(♀)
春、ストームの度に「命の危険」をともなうスリルが州全体に漂う、ここオクラホマ。竜巻の恐怖が次々と町を飲み込んでいくからだ。テレビでは画面右下に「竜巻警報」なる小さな地図が現れ、大きな変化があるとベテラン気象予報士が「竜巻発生!」と速報を流し始める。ミドルクラスの大抵の一軒家は、庭などに地下シェルターを持っているので、警報を聞くとそこへ避難する。天気予報の技術発展に伴い、幸いここ数年は竜巻の規模の割には被害が少なく済んでいる。しかしながら、なぜこんなにも竜巻に見舞われる州に人が住んでいるのか。それは「他の場所ではこのスリルがなくて、物足りなく感じてしまう」なんていうのもあるかもしれない。

 
株式会社ジーン Xene Inc.
〒060-0061 札幌市中央区南1条西11丁目327 王子不動産札幌ビル1F
Tel: 011-272-0757 / Fax: 011-272-0758
URL: www.xene.net / www.xenemag.net / E-mail: web@xene.net

Copyright © 2005-2006 Xene Inc. All rights reserved.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。