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世界の○○ 2002年8月 Xene #28
世界の「ごみ事情」

ドイツ
ごみ箱がたくさん
ミュンヘン 翻訳

ごみ先進国のドイツでは、リサイクル可能なものは徹底的に再利用するシステム。住宅地の分別コンテナは紙、プラスチック、アルミや缶、ビン(色ごと)、古着(リサイクルと第三世界への寄寄付用)、危険物、そしてコンポストにするための生ごみ専用まであります。ごみ収拾車は毎日やって来て、豪快にコンテナごとクレーンで持ち上げて中身を回収します。ところで、収拾作業員は遠くからでも目立つ蛍光オレンジの作業着ですが、昨シーズン、サッカー一部リーグの1860ミュンヘンがアウェイのユニフォームをこの色に。「ごみのおじさんの色」と大不評で、相手チームからは街中にあるくず入れマークを描いた垂れ幕でヤジられていました。

中国・香港
分別がスタート
香港 通訳業 Saki
香港ではビンや生ごみなど、なんでも一緒に入れていいというのが、かなり魅力的だったのだが、さすがに今年くらいからごみ箱が分けられるようになった。黄色はアルミなどの缶、青は紙類、茶色はプラスチック類など、色分けされ、シールも貼ってあり分かりやすい。ところがごみ箱が一個だけ置かれている場合は、何を入れてもオッケーであまり意味がない。アルミ缶などを拾ってお金に換える人たちはまだ存在しているので、分けてもらうと助かるだろう(笑)。尚、お隣の中国に行くと、未だバナナの皮ですべるというのは日常茶飯事である。



ネパール
拾ってはいけない
札幌 講師 Shizuka
エコロジーツアーに参加し、ヒマラヤ山脈3000m付近の村を訪ねた。自給自足の生活を送る村ではほとんどごみが出ない。ヒマラヤ山脈の村々に「ごみの日」というのは存在しないのだ。しかし近年は下(街)から食料などの物質が届き、村の人々もビニール袋に入ったラーメンやクッキーなどを食べている。そしてそれらのごみは生ごみ同様に自然にかえると思われているのか、どこにでも捨てられている。滞在中プログラムの一つとして”ごみ拾い”活動を行った時のこと。村人の一人が慌てて私を止め、「汚いから触るな!」。ごみは汚いから拾うんだと言っても理解しない様子。結局、日本人だけでせっせと拾ったのだった。

ロシア
集中のごみの山
小樽 学生 いんな

ロシアでは団地に住んでいる人が多いのですが、団地では各部屋に必ず「集中ごみ部屋」の穴がついています。これは筒抜けの煙突のような穴で、ここにごみを捨てるとごみは1階の集中ごみ箱まで落ちて行き、そこから毎日市当局ほごみ収集車が回収するのです。日本のように分別なんてしないので、私も日本に来たときは厳しいごみ分別の決まりにかなり戸惑ってしまいました。ロシアでは粗大ごみを捨てるのにも料金がかかりません。大抵のものなら市の収集車が来る前に、誰かが持って行ってしまいますからね。


 
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