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世界の○○ 2000年11月 Xene #18
世界の「出産」

中国
1回勝負!男子出産を祈願する中国人たち
北京、通訳業、リラックス北京さん(♂)

中国で「出産」と言えば、主に男の子が生まれることを意味します。私たちは、男子出産実現のために、妊娠する前からいろいろな準備します。基本的には食べ物ですね。沢山のひまわりの種やスイカの種など、とにかく種モノを食べたり(意味:種を撒く)、それから餃子(男の子と出会う)やナツメ(早く生まれる)、落花生(子供を順調に産み落とす)を食べます。これらの食べ物を妊婦のお腹にいっぱい入れて、男の子が生まれるのを待つわけです。中国では、この風習が昔からずっと続いています。
 ただ、現在は国の「一人っ子政策」が厳しく、出産は基本的に1回までとされています。2人以上子供を産むと、戸籍に入れてもらえなかったり、仕事を奪われたりと大変なのです。でも、1回で2人生むのは大丈夫なので、双子を生むための薬をほしがる人がとても多いのです。

ロシア
愛の落書きinロシア
コペンハーゲン、旅行業、小泉 牧(♂)
出産のためロシアで初めて入院しました。ロシアは通院する病院と、実際に出産する病院が違うんですね。私は、今回両方で入院を体験。でも、通院用の方は、プライバシーも自由もなく、まるで刑務所だったので、あまりにつらくて3日で逃げ出しました。夫との面会だって、病室ではなくロビーでしかできないんですよ。私は外国人でプラトーヤナ(有料患者)だったから、それは免れましたけど...。出産後も面会は難しいらしく、夫たちは感動のあまり病院の壁に「娘をありがとう」って落書きするんです。一番感動したのは、病院の向かいのアパートに大書されたメッセージ。「愛するナステューシャ、娘をありがとう。愛しい人よ。愛を込めて。セルゲイ──」なんて素敵なラブレターなんだろうって感動しましたね。

韓国
帝王切開が43%という韓国....
ソウル、吉田敦紀(♂)
韓国の妊婦は、陣痛が5、10分間隔になって初めて病院に向かう。つまり事前に入院するという習慣がないのだ。だから病院に向かうタクシーの中で出産したという事も時折り耳にするし、「この間、赤ん坊を取り上げたよ」と自慢するタクシーの運チャンも結構いる。
 また、韓国の産婦人科医師は無条件に帝王切開を強要する。金になるし、失敗が減るからだ。加えて、妊婦側も「占い」で「縁起がいい日」に産もうとするため、韓国ではなんと43%が帝王切開で赤ん坊を生むのである。
 最後に、韓国の産後食を一つ。妊婦はみんな産後に「ワカメスープ」を飲む。なんでも血がキレイになるそうで、1ヵ月以上、しかも3食全てをこれで済ませる婦人も多いのである。

 
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