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世界の○○ 1999年8月 Xene #11
世界の「ニューイヤー」


タイ

スリポン澤本 (タイ)
タイにはお正月が3つあるんです。一つ目が1月1日、二つ目が太陰暦のお正月(2月初旬)、そして三つ目が4月13日。1月1日のお正月はお寺にお参りに行くくらいです。中国系の人々が多いタイでは旧暦のお正月は盛大!先祖をまつる意味合いもあって、甘いものや、お餅をそなえます。お餅の中身はココナツや豆から作ったあんです。お正月の食べ物と言えば、ミースワ(長生きそば)ですね。子供や年下の人にはアンパオ(赤包)と呼ばれるお年玉をあげる習慣もあります。タイのお正月は4月13日でこの日は「水かけまつり」があります。周りの人に水をかけて幸福と健康を祝福するんです。


ブルガリア

アレクサンダー コチェフ (ブルガリア、ソフィア)
ブルガリアではお正月はクリスマスと同じように家族でお祝いをするんだ。アメリカのように派手なカウントダウンとかはない。家族が家に集まって、ご馳走を食べて過ごして、その後、おじいちゃん、おばあちゃんや親戚を訪ねて新年の挨拶をする。食べ物は特にお正月の料理、というのはないけど、子ブタの丸焼きやアヒルの丸焼きといったご馳走料理を食べる。年明けと同時にシャンパンをポンと開けるということもする。若い人の中には友達同志で遊びに行っちゃう人もいるけどね。



中国

方 成 (中国)
お正月といえば、もちろん旧暦の新年ですね。食べ物は肉まん、揚げ物、そしてやっぱり餃子です。大晦日には餃子をメインに食べて新年を迎え、年が明けたら餃子を含めた、ご馳走を食べます。その時餃子の中にお金を入れておいて、それに当たった人は幸せになる、という遊びもあります。(でも、たくさん入れるんで、皆に当たるんですけどね)お餅も食べます。でも、お餅といっても外側が饅頭の皮で中にお餅が入っているものです。これは元日ではなく、正月の15日目に食べます。中国のお正月といえば爆竹ですが、最近は規制されて都市部では鳴らしていないんですよ。


オーストラリア

スチュアート・アイルズ (オーストラリア)
念のため言っておくと、シドニーの新年は真夏です。大晦日からたくさんの人が街にくりだして、とにかく飲んで騒ぐんだ。まだ日が高いうちから…と言っても8時半くらいまで明るいんだけど、花火もあるし、自分のお気に入りの店で朝まで飲んで、1月1日はほとんど寝て過ごすってパターン。年越しのカウントダウンは港の近くのThe Rocksという地区が一番賑やかだと思う。ちなみに、年が明けて1日からSydney City Festivalが始まって、26日までいろんなイベントがあるんだ。


トルコ

ジェム・バヤッツ (トルコ)
トルコはイスラム教の国です。だから、キリストの誕生日の12月25日のクリスマスはありません。でも、12月31日がトルコのクリスマス・イブなんですよ。街や家にはクリスマス・ツリーが飾られます。デパートなどではサンタクロースが子供たちにアメやお菓子を配り、各家庭ではプレゼント交換もします。街中の雰囲気はすっかりクリスマスなんです。そして、そのまま、夜が明けて新年を迎えます。お正月は家族、親戚が一同に集まり、家やレストランで、ご馳走を食べます。テレビを見たり、話しをしたりして過ごします。

 
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