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世界の○○ 1994年4月 Xene #9
世界の結婚

バングラディッシュ
サイフル アラム(バングラディッシュ、マイメンシン)

結婚はお見合いが多いのですが、最近は恋愛結婚も増えていますね。お見合いの場合、学校などに相手がどんな人か「偵察」に行くこともあります。 結婚式の前には、両家の間で贈り物の交換をします。化粧品や、民族衣装のサリなどですが、最近はデパートなどでセットにして売っています。結婚式で着る服も贈り物としてもらう場合もあります。
式場は新婦側の家族が決めます。だいたいは新婦の家で行うことが多いですね。最近は結婚式場で式をあげるカップルも増えてきました。
式当日まで2人はほとんど会うことがなく、式のときも新郎、新婦は別々の部屋にいます。イスラム教の場合、モスクからマウルビー(イスラム教の律法学者)が来て、まず、新郎の部屋で結婚の誓いの儀式をします。この時、マウルビーは3回質問し、新郎は誓いの言葉を3回くりかえします。その後、新婦の部屋でも同じことをします。
婚姻届は、式に来る役所の人が、儀式を見届けた後で立会人にサインをもらい、書類を書いて終了です。
このあと新郎が新婦の部屋に行くのですが、部屋に入る時、新婦の弟や年下のいとこなどが邪魔をするのです。そこで新郎は、彼らに「おこずかい」をあげて部屋に入らせてもらいます。しかし、やっとご対面してもお互いの顔を直接見ることはなく、鏡を使ってお互いの顔を見るのです。
招待された友人や親戚たちは、たまに、様子をのぞきに来るくらいで、庭などに用意されたパーティー会場で飲み食べします。新郎新婦は後から参加します。パーティーが終わると、新郎は新婦を家につれて帰ります。
結婚式が終わった2〜3日後に、嫁いだ先で新婦が食事を作り、来客に振舞うボウバト(ベンガル語でボウ=嫁、バト=ごはん)がありますが、これも最近はケータリングに頼むようになってますね。さらに3日から7日経つと、家族が新婦を連れ戻しに来て実家で過ごすナイヨールがあり、これを2〜3回繰り返して、結婚の儀式が終了します。

ケニア
ワイダカ エドワード(ケニア、キャンブー)

結婚はお見合いが多いのですが、最近は恋愛結婚も増えていますね。お見合いの場合、学校などに相手がどんな人か「偵察」に行くこともあります。 結婚式の前には、両家の間で贈り物の交換をします。化粧品や、民族衣装のサリなどですが、最近はデパートなどでセットにして売っています。結婚式で着る服も贈り物としてもらう場合もあります。
式場は新婦側の家族が決めます。だいたいは新婦の家で行うことが多いですね。最近は結婚式場で式をあげるカップルも増えてきました。
式当日まで2人はほとんど会うことがなく、式のときも新郎、新婦は別々の部屋にいます。イスラム教の場合、モスクからマウルビー(イスラム教の律法学者)が来て、まず、新郎の部屋で結婚の誓いの儀式をします。この時、マウルビーは3回質問し、新郎は誓いの言葉を3回くりかえします。その後、新婦の部屋でも同じことをします。
婚姻届は、式に来る役所の人が、儀式を見届けた後で立会人にサインをもらい、書類を書いて終了です。
 このあと新郎が新婦の部屋に行くのですが、部屋に入る時、新婦の弟や年下のいとこなどが邪魔をするのです。そこで新郎は、彼らに「おこずかい」をあげて部屋に入らせてもらいます。しかし、やっとご対面してもお互いの顔を直接見ることはなく、鏡を使ってお互いの顔を見るのです。
 招待された友人や親戚たちは、たまに、様子をのぞきに来るくらいで、庭などに用意されたパーティー会場で飲み食べします。新郎新婦は後から参加します。パーティーが終わると、新郎は新婦を家につれて帰ります。
結婚式が終わった2〜3日後に、嫁いだ先で新婦が食事を作り、来客に振舞うボウバト(ベンガル語でボウ=嫁、バト=ごはん)がありますが、これも最近はケータリングに頼むようになってますね。さらに3日から7日経つと、家族が新婦を連れ戻しに来て実家で過ごすナイヨールがあり、これを2〜3回繰り返して、結婚の儀式が終了します。結婚はお見合いが多いのですが、最近は恋愛結婚も増えていますね。お見合いの場合、学校などに相手がどんな人か「偵察」に行くこともあります。 結婚式の前には、両家の間で贈り物の交換をします。化粧品や、民族衣装のサリなどですが、最近はデパートなどでセットにして売っています。結婚式で着る服も贈り物としてもらう場合もあります。
式場は新婦側の家族が決めます。だいたいは新婦の家で行うことが多いですね。最近は結婚式場で式をあげるカップルも増えてきました。
式当日まで2人はほとんど会うことがなく、式のときも新郎、新婦は別々の部屋にいます。イスラム教の場合、モスクからマウルビー(イスラム教の律法学者)が来て、まず、新郎の部屋で結婚の誓いの儀式をします。この時、マウルビーは3回質問し、新郎は誓いの言葉を3回くりかえします。その後、新婦の部屋でも同じことをします。
婚姻届は、式に来る役所の人が、儀式を見届けた後で立会人にサインをもらい、書類を書いて終了です。
このあと新郎が新婦の部屋に行くのですが、部屋に入る時、新婦の弟や年下のいとこなどが邪魔をするのです。そこで新郎は、彼らに「おこずかい」をあげて部屋に入らせてもらいます。しかし、やっとご対面してもお互いの顔を直接見ることはなく、鏡を使ってお互いの顔を見るのです。
 招待された友人や親戚たちは、たまに、様子をのぞきに来るくらいで、庭などに用意されたパーティー会場で飲み食べします。新郎新婦は後から参加します。パーティーが終わると、新郎は新婦を家につれて帰ります。
結婚式が終わった2〜3日後に、嫁いだ先で新婦が食事を作り、来客に振舞うボウバト(ベンガル語でボウ=嫁、バト=ごはん)がありますが、これも最近はケータリングに頼むようになってますね。さらに3日から7日経つと、家族が新婦を連れ戻しに来て実家で過ごすナイヨールがあり、これを2〜3回繰り返して、結婚の儀式が終了します。

中国
方 成 (中国、大連)

大連では市や省、民間企業が主催する「お見合いダンスパーティー」が10年くらい前から開かれています。今では、それを含め、親戚からのお見合い話、友人の紹介、恋愛結婚など色々な選択肢があります。
婚約すると、新郎側から新婦側へ贈り物をします。昔はボールペンとか万年筆とかその程度のものだったようですが、最近ではインフレ気味で、現金、自転車、さらにオートバイなど新郎の年収の半分くらいが常識になっています。これが大変です。まあ、その後、新婦側からお返しがあるので、バランスは取れるのですが。
婚約式は身内だけで集まって写真を撮ったり、食事をします。ホテルですることもありますね。顔合わせといった感じで、あまり堅苦しくありません。
結婚式は日本とかなり似ていますね。だいたい、ホテルでやりますが、司会者がいて、両家の父親が挨拶をして、関係者のえらい人が来賓の挨拶をします。挨拶の前には、新郎新婦が挨拶をする人にお酒をつぎます。挨拶がすむと、友達がゲームを始めます。結婚する2人をからかうような、いたずらっぽいゲームです。なぞなどとか、お互いの呼び方をむりやり10個言わせるとか。それが終わると、シメの言葉があって、式は終りです。全部で2時間か3時間ぐらいのものですね。服装はスーツやドレスが一般的です。式が終われば、2人は新郎の家に帰ります。あっさりしています。
婚姻届は式の前に役所に行って済ませるのが一般的です。役所では結婚証明書をもらいます。
最近では、教会で結婚式を挙げるカップルもいますが、まだそれほど多くないですね。

ベルギー
タイトル
イルザ クーステルス (ベルギー、メルクプラス)


教会で挙げる結婚式はどんどん少なくなってきています。昔はみんな白いウェディングドレスを着て、教会でカトリック式の結婚式をして、そのあとトレツールという教会付属のホールでパーティーをします。このホールはカトリックの6才、12才のお祝いの時にも使います。トレツールでは親戚、友人が200人くらい集まって朝までパーティーをします。そのときは新居に忍びこんでドアのノブにジャムを塗ったりいろいろないたずらを仕掛けたりします。
でも、最近は変わってきていますね。私を含め、私の兄弟ではそういう結婚式を挙げた人はいません。弟のときは、両家で12人くらい集まってレストランで食事をして、記念写真を撮りました。服装はもちろん普段着です。教会で式をあげないのに、ウェディングドレスを着ることはないでしょう?両家の間でのお金、贈り物のやりとりもありませんでした。その分、結婚のあと、弟がお店をオープンする時、双方が援助しました。
ハネムーンは、もう「古いんじゃない」という感覚ですね。だって、みんなよく旅行に行ってるじゃないですか。
 教会で式をあげる人でも、最近はいろんなファッションをしています。ミニスカートとか、白じゃない色とか。
式以外の行事では、結婚の直前に友達が集まってパブでパーティーをします。新郎側は男どうし、新婦側は女どうしなんですが、ベルギーはビールの国なので、結婚する人がビールを1樽買ってみんなにおごって、独身最後の夜を謳歌します。

タイ
スリポン サワモト (タイ、ラヨン)

タイでは、伝統的な結婚儀式と、中国系の儀式が混ざってきています。
仏教の国なので、結婚式の朝は仏教のお坊さんにお祈りをしてもらいます。その時に、結婚式で使う水にもお祈りをしてもらいます。お坊さんはお昼を食べて帰ります。
午後には婚約式を行い、指輪を交換します。中国系の人はこの時にお茶をし、結婚する2人が、年長の家族、親戚に中国茶をふるまい、年長の人々がそのお返しとして、布やタオルをお祝いとして手渡します。
それが終わると、結婚式です。今はホテルで挙げる人が多いですね。式場では新郎新婦がステージの上に並んで座り、合掌した手を前に差し出します。式に出席した人は一人ひとりステージまで来て、ホイサンという貝に入れた聖水(朝、お坊さんに祈ってもらった水です)を新郎新婦の手にかけて祝福します。全員が水をかけ終われば、結婚式は終了です。式では新郎新婦はタイの民族衣装を着ることが多いです。
そのあとのパーティーはだいたいホテルで開かれ、夜おそくまで続きます。新郎新婦はスイートルームに泊まりますが、新郎は、先に部屋に入り、時間をみはからって新婦の両親が新婦を部屋まで連れていきます。部屋につくと、新婦の両親は新郎新婦が寝るベッドに座り、これからの結婚生活について2人に話しをしてから帰ります。
タイの結婚式では、いろいろな縁起かつぎがあります。贈り物は白や黒の色を避ける。未亡人の色である白や紫の服を着ないとか。数字では、ペアになる偶数を好みます(注:日本では「分かれる=別れる」数字として避けることがある)。おもしろいのは、行事のはじめや終りを9分にすること。婚約式の終りが2時49分、新婦を部屋に連れて行くのが11時39分、などです。なぜなら、9はタイ語で「カーウ」と読み、「進む」と同じ発音なので、9のつく時刻を区切りにするのです。
ところで、新郎新婦が泊まるスイートルームには、赤いバラの花びらが部屋中にまいてあるんです。ロマンチックでしょ。

 
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